ちょっと前まで、暑い暑いと言っていたのがウソのように朝晩はすっかり寒くなりました。昨日は手稲山でも初冠雪を迎え、いよいよ冬がやってくるなぁ・・・といった感じですね。そして、近年は暑い時期が長くなったと感じるせいか、秋だと感じる期間も少なくなったような気もしますね。
そして、夏場はキンキンに冷えたビールとジンギスカンの相性が最高でしたが、涼しくなった最近では「ビールもいいけど、ちょっと寒いな」「夏に飲み過ぎて飽きた・・・」「ビールの味がすっきりしすぎて物足りない」という方もいらっしゃるかもしれません。実際、人体は寒くなると味の濃いものを求める傾向があり、秋になると旨味や甘味をより欲するようになるそうです。
そこで、本日ビールの代わりにおススメするのがワインです。「ジンギスカンとワインって合うの？」と思われるかもしれませんが、濃厚な味わいのジンギスカンには、濃厚な味わいの「赤ワイン」が合うと言われています。赤ワインに含まれるタンニンという成分が、口内の脂を洗い流してくれる効果を持っており、また、お互いに濃醇な味わいのため、どちらかが美味しさの個性を打ち消すといったことがなく、結果お肉とワインの両方を美味しくいただけるということになります。
重めのミディアムボディやフルボディの赤ワインがおススメですが、特別な日でなければ高価なものでなくても良いと思います。最近では、特にチリ産やアルゼンチン産など安価でもどっしりとした味わいのワインも売られていますので、ぜひ一度ジンギスカンとワインのマリアージュを楽しんでみてはいかがでしょうか？時折「肉に合う」「肉用」と謳ったワインが売られていることもあるので、それらも試してみたいものですね！
