ジューシーな脂があふれ出すトントロ♪

牛で言うネック(首)の部位にあたる豚トントロ。実はこれ正式な名称ではなく主に焼肉屋などで用いられる名前でピートロなどと呼ばれることもあります。トンは豚、トロは魚のトロのように脂がのっていて美味しいことからこのように呼ばれるようになったと言われています。

とてもジューシーで旨味たっぷりな美味しい部位ですが、脂が多いことで豚バラと同等の100g当たり386kclとカロリーもやや高め。気になる方は網焼きで脂を落としたり、焼いている途中で鉄板やフライパンに溢れ出た余分な脂をふき取ることをおススメします。

また、口の中も脂っこくなりやすいためレモン果汁をかけたり、きざみネギと一緒に食べることでさっぱりと味わうことができます。北海道樽前工房のトントロは塩味ベースで調味されていますが、焼きすぎると味が凝縮してしょっぱくなりすぎてしまうので本来の美味しさが楽しめません。当店以外のトントロを焼くときも同様ですが、トントロは表面はカリッと、中はジューシーに焼き上げるのが美味しくいただくためのポイントです(豚肉ですのでしっかりと火は通すようにしてください)。

そして、焼肉メニューの印象が強いトントロですが、実は煮込んでも美味しい部位です。肉じゃがや甘辛煮、角煮などいろいろな料理に使えますので、ぜひお試しくださいませ♪