濃厚な味わいと歯ごたえが人気の「牛ギアラ」

先日は牛のひとつめの胃にあたる「牛ミノ」についてお話ししましたが、今回は4つめの胃にあたる「ギアラ」についてご紹介いたします!

別名「赤センマイ」と呼ばれるギアラは噛めば噛むほどに溢れ出る旨味と、コリコリとしつつムチッとした食感が人気のホルモンです。赤センマイと呼ばれるのは、第3の胃である「センマイ」が黒いのに対しギアラの方が赤みが強いことに由来しているそうです。

「ギアラ」って変な名前だなぁ・・・と思ったことがある方も多いかと思いますが、諸説ある中でも有力なのが、かつて米軍基地で働いていた人へ報酬の代わりとしてこの牛の部位を提供していたため「ギャラ(ギャランティー=報酬)」と呼ばれるようになったという説です。実際、現在でもお店によってはギャラと表記しているところもあるようですね。

脂質の多いギアラはしっかりと焼くことで余分な脂分が落ち、また旨味がギュッと凝縮されることでより美味しくいただくことができます。焼肉のメニューとしてそのまま食べてももちろん美味しいですし、野菜を絡めて「ホルモン炒め」にしても、煮込んで「もつ鍋」としても楽しめますので、ぜひ一度北海道樽前工房の牛ギアラをお試しくださいませ~♪